千葉県立八千代西高校の生徒との対談

 生徒との対談が実現しました


 八千代西高校の大窪晋校長先生の計らいで生徒との対談が実現しました。その時の対談の概要をお伝えします。明日より2年生が修学旅行に出かけるというお忙しい中、対談する機会を設けていただきました。

出席者;西高校校長大窪晋校長、大平総務主任、生徒会長金子稀良々さん(2年)、小原真優さん(1年)
    スポルトやちよ 加賀谷理事長、広報部長


対談の概要をお伝えします。令和元年11月5日 14:00~15:00

加賀谷理事長;SPORTやちよは、サッカーを中心としたクラブチームです。サッカーだけでなく、女子の新体操や教育研究部も行っており、教育研究部は、教員養成の月刊雑誌に原稿を提供している部で、幅広い活動を行っている団体です。さらに、軽音楽のスポルトバンドを創りたいなという構想もあります。今回、大窪校長のご計らいで対談ができました。お忙しい中、出席いただきありがとうございます。



理事長;2人の将来の進路についてどう考えますか
・金子さん(2年生、生徒会長);現在、生徒会や図書委員会の活動を行っているけど、人の役に立つ仕事、公務員を希望しています。市役所などを考えています。
・小原くん(1年生);人の役に立てるような仕事に就きたいと思っています。父も母も働いていますが、警察官なども考えています。

・理事長;起業する、会社をつくることにどう考えます。

金子さん;決断力が必要です。人の役立つことをしたいけど、小さいことから始めないと。

・理事長;不登校の生徒が身近なところにいると思いますが、家にいる人もいますが、16万人ともいわれているが、どんな言葉をかけたいと思いますか。

・金子さん;自分から話しかけ、友達になっていく。人間関係が悪くなっていく、中学より高校の方がプライベートなつながりが増し,市外から通っている人もいて、関わりが難しくなってくる。不登校の悩み、人との関わりは難しい。友達同士の人間関係、先生との人間関係などもあり。
・小原くん;その子に語りかけたりしたり、給食を一緒に食べたり、いっしょに絵をかいたりなどしている。中学の時の話をしたり、学校で一番何が楽しいかなど、声をかけたりしている。

理事長;外国人の方も増えてきて、英語で話す機会が増えていきますが、皆さんはどう思いますか。
・金子さん;外国人と仲良くしていくことは大切なこと。
・小原くん;必要なこともわかるし、英語を学ぶことの重要性はわかるが、強制されるのは好きではない。  

・理事長;消防、救急車、左官業などいろいろな仕事で英語を必要としてきているけど、翻訳機を使ったり、英語表記が増えてくるけど、コミュニケーションを使った交流がますます増えてくるね。
・小原くん;英語頑張ってみよう、英語を勉強していきたい。









・理事長;障がい者と一緒に生活することについてどう考えますか。
・金子さん;バリアフリーが増えていく。健常者、障がい者ともに、暮らしやすい環境の場にしていく。共に便利
に生活できることが大切です。

・小原くん;一緒に生活できるよう、できることから始めていきたい。

理事長;障がい者は、健常者が作り出しているとも言われている。普通に生活できない環境になっている。イメージは何年もかかって作られたもので、例えば、階段は障がい者が上るということを考えず、健常者が作ったものです。

・理事長;商品開発という言葉ありますが、一緒に参加してくれる人がいますか。
金子さん;56人は集まるかな。高校生の眼から見た商品開発はしてみたいと思うけど
小原くん;2から3人くらいかな、僕たちにはアイデアがない。商品開発へ加わる人2〜3人、入ってくるのも難しいかもしれません。
理事長;これまで学んだ小中学校で、こんな先生になってもらいたいと言いたいことがありますか。
・金子さん;先生は、生徒と目線を合わせて話すといわれているが、先生は上からやさしく言ってくれる先生がいい。

小原くん;小学校の担任の先生は、授業が早く終わった時などに、楽しいこと、自由に学校生活を送らせてくれた。楽しく学校生活ができるとよい。  

・大窪校長;部活動もある、時間がない、自分も忙しい、何かやろうとしても、人が集まらなければできない。
八千代西高校の生徒にも、商品開発や株式会社を作っていこういう考えもあるけど、さて、どこに向かっていいのか、なかなか見えてこない現状にある。協力してくれる人が、10人に1人でもいてくれたら嬉しい。

・理事長;作文を書くことが得意なこと、読むことがうまい生徒など、一人一人の得意な分野を活かしていけないかと考えている。周りにそいう人がいたら声をかけてもらいたい。また、こういうことをしたらいいのではないかとアイデアを出してくれる人がいたら。高校生が物を作れないけど、作ってもらえる会社を探せばいい、会社も高校生がアイデアをもっていけば、心が動かされることもある。

大窪校長;宿題です。できないことより、思ったことをどんどん、こんなことはできないか、何でもいいのでメモしてもらいたい。日頃からボランティア活動に熱心な軽音楽部の人たちにも、声をかけてみたり、聞いてもらいたい。この計画は学校生活の中でやるのではないので、自由なので。八千代西高校生から発信してもらいたい、高校生でもこんなことができますよと発信してもらいたい。

理事長;SPORTのホームページ上で、今日の対談のことを発信してきたいけど、個人名など個人情報に配慮して伝えていきたい。事前に、校長先生に見ていただいてから発信します。

対談を終えて 

 ・修学旅行出発の前日にも関わらず、丁寧に答えてくれました。  
 ・2人の生徒とも、理事長の問いかけに、自分の考えを、しっかり、答えてくれました。
 ・高校生としての理想や夢を持ちつつ、現実的な考えをしっかりと持っていました。
 ・部活動だけでなく、高校生にしかできない、熱中できるものを持って頑張ってもらいたい。
 ・お忙しい中、時間をとっていただき、ありがとうございました。


千葉県立八千代西高校のホームページ 八千代西高校

   

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